フランス人(パリジェンヌ)の髪ってお洒落にみえますよね?
実は、お洒落に見える理由はヘアケアの方法にありますので、今回はフランス人(パリジェンヌ)の髪がお洒落に見える理由をお伝えします。
パリジェンヌが毎日シャンプーしないのは有名な話ですね。
「3日に1回」...「週に1回」...もしかすると月に数えるほど、というのもよく聞く話です。
その理由はフランスの「お水事情」です。
日本の水道水の軟水と違って、フランスの水道水はカルシウムやマグネシウムを多く含む硬水のため、髪のタンパク質に付着して、ごわつきやパサつきを引き起こしてしまうのです。
なので、毎日シャンプーをしない方が多いのです。
なのに、お洒落でお手入れが行き届いているように見えるのには理由があります。
それは...毎日洗わない代わりに「ヘアブラッシング」が習慣化しているからです。
シャンプーの前にしっかりと、汚れを落とすようにブラッシング。
朝と夜、ドレッサーの前でブラッシング(映画のワンシーンで見かけたこともあるのでは?)。
逆毛をたてるときもブラッシング...
ツヤを出すのもブラッシング...
このように、汚れをかきだす、かゆみを減らす、スタイリングする、ツヤを出す...
とさまざまな役割がブラッシングにはあります。
パリのセレクトショップでは、毛量たっぷりのブラシや柄の部分が美しいブラシが並んでいるのを目にした人もいるのではないでしょうか。
ブラシ1本で、髪のケアからスタイリングまで叶えます。
お気に入りの1本を手に入れて、パリジェンヌのブラッシング習慣を参考にしてみては?
ちなみに...パリジェンヌのヘアスタイルが素敵に映るのにはちゃんと理由があります。
それは...“作り込みすぎていないこと”
うなじにかかる後れ毛や、額にはらりと落ちるゆるやかなウエーブが、無造作でありながらニュアンスを含んでいます。
これが「素敵だな」「こなれているな」という“抜け感”を出しているのです。
メイクでもファッションでも“抜け感”があると、たちまち洗練された雰囲気に映ります。
これを日本人が自分でスタイリングするときにはいくつかのポイントがあります。
1.髪をまとめたら、部分的に指でひっぱりだしてざっくり感を出す
2.優しい印象にも見える! 顔周りの後れ毛はアイロンでウエービーに
3.髪の分け目はまっすぐではなく、じぐざぐにする
この3つを意識すれば、パリジェンヌのような抜け感ヘアになれますので参考にしてみてくださいね。