いきなりですが...「ブラッシングしていますか?」
ブラッシングは「している人」と「していない人」にはっきりと分かれます。
ブラッシングをしている人の髪はキューティクルが整ってツヤツヤと光の反射が美しく、頭皮はみずみずしく透明感があり、血色感あふれるお顔の方が多いです。
美しい髪の立役者であるブラシですが、ブラシを持っていない人や朝のスタイリングのときにしか使っていない方がほとんどです。
そこで今回はブラッシングが生む髪に対する効果をお伝えします。
頭部はそもそも心臓より上にあるため、重力の法則で、心臓から送られる血液や酸素、栄養がしっかりと届きにくい場所です。
肩こりがあると首のところで血流が滞ってしまい、髪や頭皮までスムーズにめぐりません。
ブラッシングは、滞った血流のめぐりスイッチをONにする大切なプロセスになります。
血液のめぐりがよくなることで、頭皮にこびりついた汚れもはがれやすくなり、健やかな頭皮と髪にしてくれるのです。
その他にもブラッシングには驚くべき役割があります。
からまった髪は切れ毛の原因になります。からまりをとるときは毛先からほぐしながら行うと切れ毛を防ぐことができます。
髪には目に見えない大気汚染物質(PM2.5など)や花粉が付着しています。ブラシを通すだけでおおかた取り除くことができます。頭皮をブラッシングして毛穴汚れをかきだし落ちやすくなることで、シャンプーの泡立ちをよくして、時間も短縮することができます。
頭皮には約5万個の毛穴があり、毛穴の周りには汚れがたくさん。シャンプーだけでは落としきれない汚れもブラッシングをすることで取り除けます。
余分な皮脂が取り除かれることで、新しい新鮮な皮脂がうるおい成分となり、頭皮にうるおいが巡ります。
頭皮の水分と油分のバランスが整うと、健康印である青白く透明感ある頭皮になり、毛穴の奥からうるおい成分がたくさん出てくるようになります。
ブラッシングでその成分をやさしく頭皮から髪へ行き渡らせることで毛先まで自然なツヤが生まれます。まさに天然のトリートメント剤です。
ブラッシングによって、頭皮を心地よく刺激することでコリがほぐれ、血行が促進され、髪に栄養を送り届けることができます。血液のめぐりが良くなることでポカポカと感じて、顔色にも血色が生まれてきます。
ブラシの種類はたくさんあるので迷ってしまう方もいらっしゃると思いますが大きく分けてブラシは3種類しかありません。
ツヤ...「天然毛」
血行促進と汚れ...「ナイロン毛」
オールマイティー...「天然毛」と「ナイロン毛」のミックス
ブラシの効果とブラシの種類をご紹介しましたが、なかなかご自身で選ぶことが難しい方はスタッフまでお気軽にお尋ねくださいね。